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好きな映画やフリゲの感想や紹介をしています。 初めての方は『全般』の『はじめに』を読んでいただけると嬉しいです。
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2006 韓国

あらすじ:
チャン・ガビルは、妻と娘と3人で暮らす
平凡なサラリーマン。
ある時、カラオケ店で娘が3人の男子に暴行をうける。
相手は高校生ボクシングチャンピオンで、父は偉い役人。
事実はもみ消され、到底敵うはずもなく
八つ当たりし、娘をも傷つけてしまう。
どうにもならなくなり包丁を振り回し高校へ殴りこんだ際
スンソクと言う少年に殴り倒され、それが出会いとなる。
1人で17人倒したことがあるという
どこか孤独を感じる少年スンソクと、同級生達は
ガビルの話を聞き娘を暴行したテウクへの復習計画を立てる。
「娘が殴られた分、俺が殴り返したい」
はたしてそれは叶うのか・・・?
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感想&レビュー:
スンソクの名言、
「暴力に正義も悪もない。暴力は暴力でしかない。」
ってくさいセリフだが、なんかかっこいかったです。

冴えないおじさんが主役です。
平凡且かっこ悪いお父さんが、家族のために成長していきます。
毎日ボクシングの特訓で顔は痣だらけ。
「道でぶつかって転んだんだ。昨日と違う人^^;」
情けない感じのお父さんに、段々と周りも心動かされていきます。
どんどん鍛えられていきます。
知らないふりをしながら、妻はひっそりと支える。

対戦は高校生全員を巻き込んでおこなわれますが、
ボクシングルールもへったクレもありません。
そして、簡単に勝ってしまわないところがいいですネ。
父ちゃんボロボロ・・・

家族や、スンソク少年との心の通い合いがジンときました。

ガンバレ!現代のお父ちゃん!

 

 

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